【感想・ネタバレ】二の打ち要らずの神滅聖女 ~五千年後に目覚めた聖女は、最強の続きをすることにした~【なろう系マンガレビュー】
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情報
作品名:二の打ち要らずの神滅聖女 ~五千年後に目覚めた聖女は、最強の続きをすることにした~
原作者:藤孝剛志
キャラクター原案:霜月えいと
漫画:高田慎一郎
出版:小説版→双葉社(Mノベルス) 漫画版→双葉社(モンスターコミックス)
小説投稿サイト「小説家になろう」にて2019年2月より連載開始(作品はコチラ)
「Mノベルス」より小説版が発売されました。
漫画版はがうがうモンスターよりコミカライズされ、「モンスターコミックス」より発売されました。
2021年8月現在、小説版は2巻、漫画版は3巻まで刊行されています。
あらすじ
洞窟内でひっくり返っているログハウスから落とされ、パジャマ姿で目を覚ました聖女「ニルマ」
落とした張本人、機械人形の「ザマー」曰く、「神滅大戦」後に眠りに付いてから5,000年も経っているとのこと。
5,000年については予定通りだったのか驚くことはなく、洞窟内を調べる二人。
そこで、神官の女性がむさ苦しいおっさんに犯されそうになっている現場に遭遇。
ザマーを手裏剣代わりに投げで、強姦魔達を、比喩表現なく粉微塵!
神官だからなのか、事情を素直に話すと簡単に5,000年前の人間である事を信じてくれた。
この洞窟は「ダンジョン」と呼ばれ、異世界からの侵略者達が作った物の一つらしい。
そのダンジョンの奥にある核を壊しに行く御一行様。
先客の冒険者達が核を守るエルフにボコボコにされているところを助ける事にしたニルマ。
八極拳の冲捶をぶち当てて一発KO!
もらえる物は貰って、ダンジョンの外へと出ると・・・
荒廃して腐り果てていた大地には緑が広がり、中世風な街並みが広がっていた。
5,000年の歳月を遂げて目を覚ましたニルマはこの世界を生きていくのだった。
感想
5,000年って長すぎない?
ちなみに、今から5,000年前は縄文時代の真ん中辺りですね。
人類がほぼ絶滅寸前状態で?
大地が荒れ果て腐りきってる状態で?
レアアースのような希少金属や、一般的な鉄や銅までもが全て掘り起こされてしまっていると仮定して、
ニルマがいた時代の科学技術が全く伝承されていないことも考慮して・・・
5,000年経ってもまだ中世レベルにしか発展していないものですかね?
資源というのは限りあるものだし、再生にかなーーり時間が掛かるのは分かりますよ。
それでも・・・って感じがしちゃいます。
好意的に受け止めれば、あと300年程でかなりの科学文明になるって事ですから、ちょっと起きるのが早かったですね。
神滅大戦?
ニルマが眠りについた理由にもなった「神滅大戦」についても、よく分からないままでした。
これって詳細を隠しておく程に重要な大戦なんでしょうか?
あらすじでは
「最強を決める戦い」としか言っていないので分かりませんが、
そんな天下一武道会を開いただけで、世界がナウシカ状態か映画バイオハザード状態になるものでしょうか?
ルール無用、だったとしてもやり過ぎじゃないですか?
「神滅」と言っているくらいだから、神様が御降臨なさって人々と戦ったのかしら?
「終末のワルキューレ」のバッドエンド後を見せられてるんですか?
それだったら大戦については納得・・・かなぁ?
物語としては、それだけの理由だったら説明しちゃっても全然構いませんよね。引っ張るほどのネタじゃないし。
大丈夫ですよね?しっかりと「神滅大戦」なるものの説明は後でするんですよね?
5,000年後の未来に行かせるためだけの舞台装置じゃない事を祈ります。
そもそも、ググると「打ち切り」みたいな危ないワードがサジェストされて来て恐怖です・・・
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