【WEB小説レビュー】彼は、英雄とは呼ばれずに1-24『男には分かるもの』
WEB小説のレビューをお願いされている作品で、備忘録も兼ねて、1話ごとに大まかなあらすじや良かった所・悪かった所を書いて残していこうと思います。
区切りの良い所まで来たら、動画化しようと思っております。
今回は、作者「トド(Tiwtter:@todochan5)」様の作品
「彼は、英雄とは呼ばれずに」(https://ncode.syosetu.com/n4443gc/)の1章24話の内容です。
主要登場キャラ
老夫婦:孫息子がジェノに危険なことをさせられていたと聞き、怒り心頭。
祖父の名前は「リウス」。老婆の名前は不明。
コウ:8歳の幼い少年。巨大猿事件の最初の被害者の息子。
巨大猿の悪夢にうなされていたが、ジェノと共に巨大猿を殺し、悪夢を見なくなった。
ジェノ:有名料理店「パニヨン」のウェイター兼冒険者。17歳。 無表情。
コウに依頼され、自警団よりも早く巨大猿を見つけ、コウと共に巨大猿を殺した。
イルリア:有名料理店「パニヨン」のウェイトレス兼冒険者見習い。17歳。 肩で切り揃えらられた赤い髪に気の強さがにじみ出たツリ目。
メルエーナやバルネアをいつも心配させるジェノを非常に嫌っている。
レイ:自警団員。金髪に鋭い目つきの少年。17歳。ジェノに巨大猿討伐を横取りされ、憤りを感じている。
あらすじ
時間は現在に戻り、ジェノは分かりやすく要点をまとめて同席していた人達に話して聞かせた。
しかし、老婆は納得出来ず、怒りが収まらない。 リ
ウスはジェノの説明したことに理解を示し、どうしてそんな危険なことをさせたのか、自分が理解した事を説明するのだった。
感想
口下手で、自分の考えを表に出さないジェノの代わりに、祖父が全部話してくれた回でしたね。
なんでしょう・・・ここまで詳しく説明されると、こっちまで恥ずかしくなっちゃいました(汗)
謎掛けをしたら、どこが面白いのかという解説を見せられてる感じ。
巨大猿の悪夢を乗り越えるには、やはり自分自身の手で決着を付けて、自分でも勝てるんだという自信を付けさせるのが一番だと思うんですよ。
というのは、読者としては今までジェノサイドのお話を見てきたから分かるんですが、他のキャラ達は分かりませんしね。
でも、そんなに説明しなくても・・・という印象。
今までお話を読んできて、リウスの言葉が事前に理解出来なかった人に対しては非常に分かりやすい説明でしたけれどね。
全てを理解して「スピードワゴンはクールに去るぜ」でもカッコ良かったんじゃないかなって思っちゃいます。
好き嫌い分かれる展開でしょうから、なんとも言えないですね(汗)
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