PICO4がついに来た!作業効率UPになるか?

POCO4レビューサムネイル

やぁみんな!ラミィだよ!

2022年10月7日、とうとう「PICO4」が発売されたね!

PICO4はTikTokを運営している「ByteDance」の子会社である「PICO」が販売しているスタンドアローン型オールインワンVRゴーグルになります。

Youtuberやブロガーのレビューを見ていたら欲しい欲が耐えられず買っちゃった!

PICO4箱_表側

よく比較に出されるMeta社の「Meta Quest2(旧Oculus Quest2)」というのもあるのですが、

あたしは持っていないので、その比較は他の方のレビューを見てね。

PICO4を買った目的はゲームをするためではなく、PCVRとしてパソコンの画面をVR空間上にいくつも好きに

配置してプログラミングや動画編集の作業効率を上げるためなの!

レビュアーの方々はゲームでの反応速度だったり画質がどうのだったりがほとんどで、あたしが知りたい情報

が全くと言っていい程なかったので、ここであたしが人柱となり検証していっちゃうよ!

スペック

まずはPICO4のスペックを載せておくよ。

価格(税込) 49,000円(128GB)
59,400円(256GB)
プロセッサー Qualcomm XR2 2.84GHz
ディスプレイ LCD
レンズ パンケーキレンズ
解像度 4320×2160(片目あたり2,160×2,160)
1200 PPI
20.6 PPD
リフレッシュレート 72Hz, 90Hz
視野角 105度(対角)
トラッキング 一体型
6DoF
重量 585g
ストレージ 128GB/256GB
RAM 8GB
IPD(瞳孔間距離) 62~72mm
オーディオ デュアルステレオスピーカー
デュアルマイク
イヤホンジャックなし
バッテリー 5300mAh
20W 高速充電

2.5~3時間駆動
コントローラー電源 1つにつき単3乾電池2本

まず価格がすごく安い!

Quest2は128GB版で59,400円もするから、それに比べPICO4は49,000円だからものすごく安い!

あたしはゲームをたくさん入れる予定はないからストレージ容量は少なくっていいからQuest2の64GB版でも良かったんじゃない?と思わなくもないけど・・・新しい方が絶対良いしね!

今回あたしはコジマ楽天市場店で購入したんだけど、ちょうど楽天市場で1,000OFFクーポンが配布されていて、ポイントが6倍付いて約2,800ポイント貰えるから、

実質約4,5000円で購入できたって感じだね!

PICO4の特徴はレンズが「フレネルレンズ」というものになっていることかな。

これにより薄型化出来ているらしいです。どういう理由かは分からないので気になったらググってみてね!

駆動時間が最長でも3時間程なのが心配かな。

外部コネクタがUSB-Cしかないから、電源供給しながら有線でPCに繋ぐことは出来ないかもしれないですね。

ただ、Wi-Fi経由でPICO4を使えば、USB-Cで電源供給しながら長時間動かせるかも知れないね。

それと、PCVRを有線でやる時にもUSB-Cに差さないといけないので、映像の鮮明さはどうなのかなーと思っちゃう。

DiaplayportやHDMIじゃないからちょっと不安(汗)

外観

早速開けていきましょう!

PICO4箱_スライド

箱からしてオシャレ感があるね!

写真では分かりづらいかもだけど、ちょっと光沢感っていうのかな、キレイなんだよね。

背面は遊べるゲームが色々と載ってるね。

PICO4箱_裏側

流石に作業だけじゃなくってゲームもしてみようかな。

オススメのゲームがあったらぜひ教えてね!

内容物

箱の中には以下の物が入っていたよ!

PICO4本体+コントローラー PICO4付属品

  • VR ヘッドセット * 1
  • コントローラー * 2
  • 眼鏡スペーサー
  • ノーズパッド * 1
  • コントローラーストラップ * 1
  • USB-C 電源アダプタ *1
  • USB-C-電源 * 1
  • ユーザーガイド* 1

メガネスペーサーや本体にくっついているクッションは磁石でくっつくようになっていて、近づけるとカチッとくっつくようになっているから簡単だね。

PICO4本体

事前情報通り、本体は重いっちゃ重いけど、前と後ろのバランスが非常に良くって安定しそう。

後ろの方にバッテリーが内蔵されていて、ケーブルがストラップの部分って言えば良いのかな?本体と繋がっている部分の中にケーブルが入っているらしいから絶対折っちゃだめだからね!

取り外しが簡単になっていればいいけれど、最悪再購入になるかもしれないから本当に要注意だよ!

PICO4を持ち上げてみる

あたしは以前「VIVE PRO」というのを持っていたんだけど、あれは前面が重くって長時間は耐えられなかったんだよね。
それにベースステーション2.0の一つがアップデートに失敗したせいか文鎮と化してトラッキング精度が激低になっちゃったし・・・
正直、20回くらい使って置物になっちゃった。
発売直後、日本では買えないからって米アマゾンから個人輸入までして手に入れたVRヘッドセットだったのに・・・

あと、PICO4を使っていて思い出したことなんだけど、めっっっっっちゃ目が乾燥する!

目が乾燥してしょぼしょぼしちゃってたのも使わなくなった原因の一つだった!

ドライアイの人は気を付けた方が良いかもしれない。目薬を差してから被るとか。

あと、上下に通気口のような穴が存在しているんだけど、これはファンの吸排気口っぽいね。

PICO4_通気口

起動してからこの口に手を当ててみると、少し温かい風が出ていたので、これで熱気を逃しているようです。

コントローラー

PICO4コントローラー1

コントローラーは結構握りやすいかな。

ぎゅっと握ろうとすると、人差し指と中指のボタンに触れちゃうからちょっと気を使っちゃう。

ゲームで興奮しているとついつい押しちゃうかも。

でもそこらへんはどのコントローラーでも変わらないのかな?

重量は単三電池2つ入っている分重くなっているんだけど、あたし的には適度な重さになっていて丁度いいかな。

右コントローラーの端にはキャプチャボタンが用意されているよ!

PICO4コントローラー2

これを押すと今見ている画面がスクリーンキャプチャされるよ。

長押しすると動画も撮影できちゃうから結構楽ちんだよね。

でも、隣りにある紫○のボタンと同じ形だしフラットな形状だしで

「どこがボタン?」

ってなっちゃうね。

もうちょっと別なデザインにしてくれると良かったかなー。

しかし!電池ケースは非常にかっこいい!

スライドして出てくるんですよこれ!

PICO4コントローラー_電池ケース

これがもうオシャレだねー素晴らしい!

 

起動

いよいよ起動してみよう!

まずはコントローラーの絶縁テープを引っ張って通電させます。(青点滅すれば準備OK!)

コントローラー_通電

電源ボタンは本体の右にあるので長押し!

これで起動するから、あとは指示に従って設定をしていってください。

面倒くさいと思った部分はWi-Fiの設定だね。

ヘッドセットを被りながらじゃないと文字は打てないし、パスワードはルーターや写真を見て文字を確認しながらじゃないとダメだし。

一人でやるには大変だったよ・・・誰かと一緒に進めていったほうが良いかもね。

起動するとホームに飛ばされるよ。

PICO4_ホーム

このホームのバーチャル環境はいくつかモデルが用意されているので、好きなお部屋にすると気分が落ち着いたり上がったりしていいよ~!(あたしは画像みたいな開放感ある感じのお部屋に変更してるよ)

起動できたら、色々と設定をしてほしい!

あたしが説明するよりも、他の方の動画を見た方が分かりやすいだろうから、載せとくね。

この「zatta bouzu【駆け出しVR】」という方の動画が分かりやすいかな。

何よりも「瞳孔間距離」と「クイックシースルーモード」の設定だけは絶対にしておいた方がいいよ!

クイックシースルーっていうのは本体の右側(左側)をダブルタップすると現実空間の映像を見ることが出来る機能なんだけど、なかなか反応しない!

どこタップするの!?って毎回なる。

もうちょっと反応が良かったらなぁって思う部分だね。

ホーム画面を見渡した感想としては

「VIVE PROとそこまで変わらない気がするなー」

という印象でした。昔過ぎるから記憶が曖昧になっているのかもしれないけれど、そんな感じがしちゃったな。

でも、見える範囲はすごく広く感じるし、スイートスポット(映像がキレイに見える範囲)も広かったし。

画面の端っこを見てもそこまで歪んでいるようには見えなかったのでかなり良かったです。

ヘッドセット自体も非常にバランスが良く、被っていて疲れることはないね。

ただちょっとクッションが硬いかなー。もうちょっと柔らかいとはめ心地は良いかもしれない。

ハード面で感じた点はそれくらいかな。

ソフトウェア面でいうと、トラッキング性能が悪いのかなー。

ホームの部屋を見ていると、なんか微妙に揺れているんだよね。

これのせいでVR酔いをするってわけじゃないんだけど、ちょっと気になるね。

PCと接続

いよいよPCと接続してPCVRとして使おう!

やり方は上に載せたYoutube動画をご覧頂ければ接続できるよ!

動画になかった部分を言っておくと、「パフォーマンスパネル」っていうのはOFFにしておいた方がいいよ。

ストリーミングアシスタント1

これをONの状態にしておくと、下の画像のような情報がずっと下部に表示されていてものすっごく邪魔だよ。

ストリーミングアシスタント2

ストリーミングアシスタント内に行っちゃうともうこれは消せないから、入る前に絶対OFFにしておこうね。

パフォーマンスを見たい時以外は本当に邪魔だから。

出来れば簡単にON/OFF出来るようになっていれば良いんだけれど、出来ないのかなー。

スクショを撮り忘れていたから画像はないんだけど、この状態でSteam版の「Virtual Desktop」を起動すると結構キレイに見えたんだよ!

遅延もそこまで気になる程じゃない、というか遅延あるかな?ってくらいスムーズだったよ。

ただ、音声だけは一拍くらい遅れて届いていたから、動画を見たり音楽の編集とかは大変そう。

あとはダミープラグをグラボに挿せばもっと画面増やせて色んな情報が一度に見れる!
やったぜ!これで作業効率UPするー!ヾ(=^▽^=)ノ

と思っていたらですよ・・・

ストリーミングアシスタント内スクショ

翌日、もう一度やってみたらこれだよ・・・

がっっっっさがさ!映像は見れたもんじゃない!

トラッキングもガバガバで、全く頭の動きに追いついていない!

多分問題は、Wi-Fiの電波だと思うの。

推奨は5GHzの周波数を使わないとだめなんだけど、あたしが使っているWi-Fiは2.4GHzしかないの。

ちなみに、今使っている周波数が何なのかっていうのは、ストリーミングアシスタントを起動した画面に書いてあるよ。

ストリーミングアシスタント3

多分、Wi-Fiルーターを変更すれば解決するはず!

ということでアマゾンでWi-Fiルーターを購入したので、届いたらまた記事を書こうかと思います。

ちなみに買ったのはこちら!

次回、Wi-Fiルーター交換編!