【WEB小説レビュー】彼は、英雄とは呼ばれずに1-26『回想 失われた温かな手』
WEB小説のレビューをお願いされている作品で、備忘録も兼ねて、1話ごとに大まかなあらすじや良かった所・悪かった所を書いて残していこうと思います。
区切りの良い所まで来たら、動画化しようと思っております。
今回は、作者「トド(Tiwtter:@todochan5)」様の作品
「彼は、英雄とは呼ばれずに」(https://ncode.syosetu.com/n4443gc/)の1章26話の内容です。
主要登場キャラ
イルリア(幼少期):大商会の跡取りである父を持つ少女。父親と手を繋ぎながら散歩するのが好きな何処にでもいる幸せな女の子。
あらすじ
【イルリアの回想】
昔、イルリアには優しい父親がいた。
祖父母と両親の幸せな生活を送っていた。
しかし、ある日イルリアは海で溺れていた少女を救った父親を失ってしまった。
そして、父親の葬式を迎え・・・
感想
今回はイルリアの昔話でした。
どうしてあんなにもジェノに怒りを覚えるのかが分かりましたね!
大好きだった父親が、赤の他人のために自分を犠牲にしてしまったせいでしたね。
確かに自己犠牲の精神は英雄的ですが、親しい人達からすれば受け入れがたい行為ですよね。
「勇者の使命を受けているんだ!」みたいな壮大なお話でもないんですし。
そうであれば、他の誰かに任せてしまうのが一番だと考えるのも至極真っ当ですね。
しかし、誰もがそのような考えだと、誰も危ない仕事をしなくなっちゃうから難しい問題ですよね。
異世界転移を喜んで受け入れる、現世に未練も何もないような人間がいてくれるといいんですけれど・・・そうもいきませんし。
イルリアの性格を知れて大変良かったです!
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