【WEB小説レビュー】彼は、英雄とは呼ばれずに1-27『女には分かること』
WEB小説のレビューをお願いされている作品で、備忘録も兼ねて、1話ごとに大まかなあらすじや良かった所・悪かった所を書いて残していこうと思います。
区切りの良い所まで来たら、動画化しようと思っております。
今回は、作者「トド(Tiwtter:@todochan5)」様の作品
「彼は、英雄とは呼ばれずに」(https://ncode.syosetu.com/n4443gc/)の1章27話の内容です。
主要登場キャラ
イルリア:有名料理店「パニヨン」のウェイトレス兼冒険者見習い。17歳。 肩で切り揃えらられた赤い髪に気の強さがにじみ出たツリ目。
メルエーナやバルネアをいつも心配させるジェノを非常に嫌っている。
メルエーナ:愛称「メル」17歳。「パニヨン」のウェイトレス。
栗色の髪に大人しそうな雰囲気の少女。家事全般得意。ジェノに恋心を抱いている。
バルネア:有名料理店「パニヨン」の店長で唯一の料理人。30代半ば。若作り。
金色の長髪で、非常に気さく。国王に「我が国の誉れである」と讃えられる程に料理の腕がある。ジェノとメルの親と知り合いで、社会勉強の一環で二人を下宿させている。
あらすじ
紅茶を飲み、気持ちを落ち着かせたイルリアは、同じテーブルに座るメルエーナに、どうしてジェノが嫌いなのか、自分の過去を話した。
メルエーナは悲しみのあまり涙が溢れてしまった。
そんな時、厨房からバルネアがビーフストロガノフをイルリアに出した。
メルエーナはバルネアに、今回の事件でどうしてジェノがコウに危ないことをさせたのかを尋ねる。
そしてバルネアの答えは・・・
感想
この問題は、「父性」と「母性」の違いなんじゃないかと思いました。
父親は厳しく、乗り越えるべき壁を用意して子を成長させようとしますし、
母親は優しく、慈しみを与えることで子を成長させるのではないでしょうか。
しかし、イルリアは時間を掛けて心の傷を癒やしていく方が良いと思っているようですが、自分の心の傷は全然癒えていっていないようですけれど。
両親のことを絶対に許せなくなる程気持ちが強固になっちゃってるし。全然説得力ないなぁと思いました。
男と女では違いますから、分かり合えない部分は我慢するとか妥協案を模索するのは良いですね。
バルネアは結構色んな事を経験していそうです。
次回はバルネアに教わった通りにジェノをねぎらうことが出来るのでしょうか!
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