【DIY】ビオトープにピッタリ!オシャレな木枠を作ろう!【景観向上・地熱対策】

ビオトープの木枠作製

皆様こんにちわ、メイドのアカリです。

近所の方から、甥っ子のためにと川で取れたサワガニをくれたんですよ。

2匹のサワガニ

しかし小さい虫かごに入っていてかなり窮屈であり、広い場所に移してあげようかと考えました。

ということで、ビオトープをやってみましょう!

ビオトープとは

「ビオトープって何?」と思う方に簡単に説明しますと、

「多種多様な野生生物が住むことのできる場所」

というような意味らしいです。

正直、「屋外版アクアリウム」という認識でも間違ってはいないと思います。

簡単なものだと、水を貯めた睡蓮鉢にメダカや金魚を入れたり、規模が大きくなると、庭に池を作って鯉なんか泳がせちゃったりね!

それら全て「ビオトープ」と呼べるものです。

木枠づくり

どうして木枠を作るのかと言いますと、とろ舟だけではこのような見た目で、見栄えが悪い。

地面にピッタリくっついているので地熱の影響をモロに受けてしまいます。

というわけで、景観向上と地熱対策のために木枠を作ったのです!

ビオトープの容器

今回ビオトープを作るに当たって使用する容器は、こちらの「トロ舟」と呼ばれるプラ箱です。

ホームセンタームサシで1,380円で購入してきました。

トロ舟

容量60Lで、サイズは以下のようになっています。(上部でのサイズ)

外径(mm):822 x 515 x 210

内径(mm):765 x 460 x 200

ちなみに、水量を測るための目盛りが書いてあるので、コンクリートを混ぜる時なんかは便利ですね。

トロ舟の目盛り

ビオトープにはさほど必要のない目盛りですけれどね(汗)

これに合わせて木枠を作っていきます。

用意した木材

今回用意した木材達は以下です。

購入した木材達

上から

  • 12x30x1820mmの杉材、2枚
  • 12x18x1820mmの杉材、2枚
  • 12x96x1820mmのウッドウォール、6枚(写真では4枚ですが、後で追加しました)
  • 1x6のホワイトウッド材、6ft(1820mm)、2枚

あと、自宅で余っていた1x4材を使用します。

切り出し

ノコギリを使って己の力のみで切っていくのは大変すぎるので、今回は文明の利器「丸ノコ」を使います!

Trad TCS-165A

100V電源で動く電気丸ノコです。

商品名は「Trad TCS-165A」です。

 

それに加え、作業台としてホームセンターで買ってきたワークベンチ。

ワークベンチ

 

丸ノコでカットする際に木くずが飛び散って汚さないために、HIKOKIの集じんダストバッグ。

集塵ダストバッグ

 

今回は45度の斜めカットをするので、自由に角度を調節できるフリーガイド定規。

フリーガイド定規

 

これで準備万端です!

あとは必要な長さに切っていくだけです。

12x30x1820の杉材

854mm:2本

520mm:2本

余った端材(446mm):4本

12x96x1820mmのウッドウォール

260mm:32本

1x6材 6ft(1820mm)

960mm:2本

653mm:2本

それぞれを45度で斜めカットをする。

※サイズ計算を間違えているので、あまり参考にしないように

カットをすると「バリ」と呼ばれる出っ張りやギザギザした物が出てきます。

木材のバリ

これを紙やすりで擦って取り除いてあげると仕上がりがキレイです。

私はブラックアンドデッカーのマルチツールサンダーを使って削りました。

サンダーでバリ取り

今回は45度でカットをしてしまったのですが、実は45度でカットすると絶対にくっつきません。以下のようになります。

斜めカットで隙間が発生

これは木材が外側に沿ってしまうからです。

ですので、44.8度〜44.9度くらいにしてカットをすると良いらしいです。

まだ試したことはないのですが、Youtubeを見る限りそうです。

12x18x1820mmの杉材

今回はカットはしませんでした。

こちらは天板を置いた時のストッパーとしての役割として購入しました。

しかし、天板の出来があまりにひどかったので今回は見送りです。

壁部分の幅よりも長くカットするだけで大丈夫です。

2x4材

730mm:3本

塗装

切り出した木材達を塗装していきます。

生体を入れるので、有害物質であるVOC(揮発性有機化合物)が入っていないもので、出来る限り安価な物を選びました。

それがこちら!

サンデーペイントガーデニング塗料

「サンデーペイントの水性ガーデニング塗料 0.7L」です。

ガーデニングに使用できるようなので、生体にも大丈夫でしょうきっと。

「F☆☆☆☆(フォー・スター)」という、シックハウス症候群になるような有害物質が全くない(もしくはごく少量)ので安心ですね!

ホームセンターで数百円で売っている物との違いがわからない百均のハケを使って塗っていきます!

塗り塗り

塗る時のコツとしましては、

  • 木材をキレイにする(紙やすりやカンナで平らにする)
  • 2度塗りをする(1度目は薄く塗る)
  • 一定方向に端から端まで止まらずに塗る

というくらいでしょうか。

まだ何かコツがありましたら教えて下さい。

まぁ私は1度目に厚く塗ってしまって最初から濃い色になっちゃったんですけれどね!

天板だけはキレイに塗ろうと心がけて2度塗りをしてみました。

1度塗り

1度塗り

2度塗り

2度塗り

やはり明らかに2度塗りの方がキレイな仕上がりです。

ちなみに、雨に打たれた際はこのように撥水してくれていました!

撥水性能

乾くと、水跡は残らずキレイに蒸発もしてくれましたし。

面倒でも、完成度を高めるために2度塗りはしておいた方が良いでしょう。

組み立て

塗装も終わった所で、いよいよ組立作業になります!

ほとんどネジで留めていくだけなので簡単です。

生体を入れる物なので、出来る限り変なものは使いたくないので、木工用ボンドは使用していません。

決して面倒臭がったわけではありません。

でも正直そこまで気にする程の事ではない(ボンド成分が水に染み込むことはほとんど無い)はずなので、使った方が作業は楽です。(そもそもビオトープレイアウト時にバスボンドやホットボンドを使っています)

すのこ

まずはすのこから組み立てましょう。

使用する材料

・12x30の杉材

・2x4材

・防振ゴム(木材が地面に直接触れないためだったら何でも良し)

・皿木ねじ(45mm)

すのこ

これは非常に頑丈そうですね(汗)

「壊れないぞ!」

という強い意志を感じます。

これは別段難しいことはありません。

いい感じの間隔でネジ留めしていくだけです。

壁面

・杉ウッドウォール

・12x30mmの杉材

・さら木ネジ(3.5x20mm)

杉材からはみ出るようにウッドウォールをネジ留めしていきます。

はみ出してウッドウォールをネジ留め

短辺を内側にして、長辺側からネジ留めをします。

ウッドウォール同士をネジ留め

その際にはみ出した部分をカットするわけです。(写真は短辺が外側になってますけれどね)

しかし今回!

長辺を内側にする想定でウッドウォールをカットしてしまい・・・

壁面のネジ留め

隙間が出来てしまいました(´・ω・`)

これは今度改めて作ります。

天板

・1x6材

・平折

・皿タッピングビス(3x16mm)

L字アングルを端っこに置いて、木ねじで固定させていきます。

こここそボンドを使うと楽ではあったんですけれどね(汗)

天板

全体図

全部合わせてとろ舟をはめ込めばこのように!

はまらないトロ舟

ハマらないんですね・・・

ですので、12x30mmの杉材はもう10mmか20mm程長くカットすると良いです。

無理やり押し込めばハマります。

はまったトロ舟

天板はサイズを小さくカットしまったので、とろ舟に被ってしまいました。

サイズの小さい天板

本当は取って部分に被る程度にするつもりだったんです・・・

残念でした(´・ω・`)

合計金額

さぁ!いよいよ、この木枠に掛かった費用を発表しようと思います!

ちなみにネジは分量外ということにします。

・1x6材 6ftx2:2,160円
・杉ウッドウォールx6:3,288円
・K+杉材(12x30x1820mm)x4:1,672円
・K+杉材(12x18x1820mm)x4:576円
・防振ゴムx4:472円
・L字アングル(4個セット)x2:236円

合計:8,404円

(丸ノコやワークベンチ等の工具類:12,186円)

結構かかりましたね!(汗)

木材ってお高いですよね・・・

もう少し安くなってくれるとDIYに取り掛かる勇気がもっと湧くんですけれどね。

皆様もぜひ作ってみてくださいね!

見栄えが全然違いますよ!

次回は「ビオトープ レイアウト編」になります。

乞うご期待!ヾ(=^▽^=)ノ

Youtube動画

今回の内容を編集した動画をYoutubeに公開しております。

ぜひこちらもご覧になってみて下さい☆