【感想・ネタバレ】転生幼女はあきらめない【なろう系マンガレビュー】
Youtubeに投稿した動画の内容をぎゅっとまとめてご紹介するコーナーです!
情報
作品名:転生幼女はあきらめない
原作者:カヤ
キャラクター原案:藻
漫画:岬下部せすな
出版:マッグガーデン
小説投稿サイト「小説家になろう(作品URL:https://ncode.syosetu.com/n2421eu/)」で2018年5月より連載が開始され、2019年2月に一二三書房(サーガフォレスト)から書籍版が発売されました。
2020年10月にコミックス版がマッグガーデンより発売されました。
2021年7月現在、小説版は5巻、コミックス版は2巻まで刊行されています。
あらすじ
家族に見守られながら、安らかに息を引き取った、(恐らくは)おばあちゃん。
天国へと旅立つのかと思いきや、目を覚ますと赤ちゃんになっていました!
読書好きで、なろう系作品も読了している雰囲気のサブカルおばあちゃんは、
「赤ちゃん転生」をしたのだと理解しました。
しかもなんと貴族の娘さん!
母親の命と引換えに赤ちゃんとして産まれた主人公「リーリア」は、この世界をどう生き抜く!?
感想
家族愛
気難しく、他人にあまり心を開かない当主「ディーン」が父親で、
母親の「クレア」だけは心を開き、非常に大切にしていたようです。
しかし、二人の間に出来た子ども、つまり主人公「リーリア」を産み、クレアは亡くなってしまいました。
その事で、ディーンは自分の娘に対してあまり良く思っていないご様子。
腹違いの兄である「ルーク」も全寮制の学校から自宅へ帰ることもなく過ごしているようです。
という、前世の環境とは全くかけ離れた、家族がバラバラな状態です。
ルークはふさぎ込んでいた気持ちを切り替え、妹と接することで打ち解けることができました。
しかし、ディーンとの関係は根深く、存在を忘れ去られてしまう程に嫌ってしまっています。
しかし、クレアの忘れ形見、生き写しであるリーリアと徐々に接していく事で、愛情が芽生えていくんです!
「父親」として自覚や愛情が出てくる過程がすごく良かったです!
ほっこりします。
動画のコメントを見て
動画投稿後、色んな方からコメントを頂いたのですが、読むと「あぁ、たしかにね!」ということが多かったです。
この作品、主人公が異世界人である必要が全く無いんですよ。
恐らく日本でいた時の知識って全く活かされる場面がなかったですから。今後たくさんそういう場面が出てくるのかもしれませんが、必要性が感じられなかったのは確かです。
ご先祖様が心配して降りてきた、とか「ヒカルの碁」みたいに守護霊?みたいな感じで側にいてくれるような感じでも良かったかもしれませんね。
「転生自体意味なくない?」というコメントもあったのですが、赤ちゃんの頃から相手の気持ちなどを慮る行為をさせるためには致し方ない設定なのかな、と思います。
バカボンのパパみたいに、いきなり超天才な子が産まれたら怖いですし?(汗)
もうちょっと、転生させた理由が欲しかった感じです。年不相応な思考をさせるためだけの設定にしか見えなかった。というコメントが多かったです。
頭空っぽにすれば、そんなこと考えなくてもすんなり入ってきていたのですが、じっくり考えてしまうと、そう思ってしまいますね・・・
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