【WEB小説レビュー】彼は、英雄とは呼ばれずに1-7『裏切り』
WEB小説のレビューをお願いされている作品で、備忘録も兼ねて、1話ごとに大まかなあらすじや良かった所・悪かった所を書いて残していこうと思います。
区切りの良い所まで来たら、動画化しようと思っております。
今回は、作者「トド(Tiwtter:@todochan5)」様の作品
「彼は、英雄とは呼ばれずに」(https://ncode.syosetu.com/n4443gc/)の1章7話の内容です。
主要登場キャラ
レイ:自警団員。金髪に鋭い目つきの少年。17歳。自警団に誇りを持っており、冒険者風情が自警団の制服を着るのに憤りを感じている。
ジェノ:冒険者。17歳。顔立ちは非常に整っているが、無表情で愛想がない。
リット:ジェノの仲間で魔法使い。
あらすじ
港の倉庫付近まで来たレイは、巨大猿の姿を見つけた。
追いかけようとしたら、リットが放つ炎の壁により阻まれ、討伐しに行けない悔しさに歯噛みするのだった。
感想
レイがどうしてこんなにも怒っているのかが、私には全然理解できませんでした。
命を落とす可能性だってある巨大猿と戦わなくって良いんですよ?嬉しくないですか?まだ12歳という弟がいるのに死んでられないじゃないですか。
「手柄を独り占めするのか!」と言っているので、自警団員として手柄を立てることにより、報奨をもらったり、存在意義のアピールをしたかったということかしら。
何故でしょう、そこまでの熱量が伝わって来なかったんですよね、今まで。
ものすごく誇りを持っている、というのは理解は出来るんですよ。父親だって同じ自警団員であり、誇りに思っていたから。
でも、この事件に対する意気込み的なのとはまた別なんじゃないのかなって思うの。
「冒険者風情に先を越されず、俺達だけで事件を解決するんだ!!!」「「「オーーー!!!!!」」」
みたいに一致団結して、全力で、例え命を落とすことになろうとも自分達だけで事件を解決するという気合を見出す事ができなかったです。
次回とか、そういうプライドの高さとか意気込みについて書かれるのかもしれませんが、今の所感じられなかったのが残念です。
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